艦これにたどり着けず・・・。フリーゲームとプロとは何ぞや?

巷で噂の「艦これ」がやってみたくてDMMゲームに登録してみた。

DMMはアダルト専門だと思っていたので、「艦これ」はエロなのか?と思っていた節もあったのだが、登録してみて誤解だと気付く。しかし、エロ分野の充実ぶりに焦る。

そして、ログインしてお目当ての「艦隊これくしょん」にするも、サーバーが満員のため入れず。待ってたら入れるのかと思っていたが、結局入れず。その後サーバーがメンテナンスになり、もしかしたらと期待するも、イベントなどのアップデートが目的であって新規ユーザーへのフォローはされず。残念にもプレイはできなかった。

どうでもいいことなのだが、野球やサッカーなどスポーツは「プレー」と呼ぶがゲームなどでは「プレイ」と呼ぶ、この国の「PLAY」に対する感覚は不思議である。

さて、結局登録もしたのにノコノコ引き下がるわけにはいかず、ロードオブワルキューレをプレイしてみる。

細かいことはどうでもいいんだよとばかりの急な展開で、女戦士に引きずられるように冒険が始まる。そして、ぬるぬる動くFLASH。最近のブラウザゲーは随分と質が高くなっているようだと関心する。しかし根本的にはブラウザゲー。あまり派手な動きはない。動かないから、カードゲーと親和性が高いのだ。ただ、昔と比べると書き込みやアバターの質にだいぶ差が出てきたように感じる。

そして、エッチなシーンも出てきたが、よくできているなと思うのはこのゲーム、R18と通常版があることである。どこまで描写を省くかだけの差ではあるのだが、あまり変わらない労力でユーザー層を拡大しようとしている。マーケティングの勝利である。70万人登録は伊達ではない。

エロなし(?)で200万人突破と言われる「艦これ」はどれほどのものなんだとニコニコ動画などで画面を確認すると、確かに面白そうだ。最近のブラウザゲームは声があるのが主流らしい。ここが一流ゲームと二流ゲームの大きな壁だろうと思うが、あまりにリョナ声が多いので声優さん(特に大量消費されそうな新人さん)たちは本当にかわいそうというか、仕事としてどうなんだろうと思ってしまう。

結局、ブラウザゲーらしい時間泥棒ぶりが感じられてきたので、DMMを数日で退会することにしたのだが、しつこくしつこく「本当に退会しますか?」と聞いてくるので、それがまた面白かった。なんと言う執念だ。

とにもかくにも、今の日本には無料で遊べる優良なゲームが多すぎる。韓国では灰スペックPCで高度な操作を要求するゲームが人気のようだが、日本ではそうしたゲームは流行らない。人々はゲームは簡単でいいと思っているのだ。なぜなら、すでに自分をとりまく社会は複雑すぎるからだ。

いろんな凝ったゲームが多いなかで、評価の高い簡単なフリーゲームがある。

【レミュオールの錬金術師】

このゲームは、フリーゲームながらも後々ニンテンドーDSに移植されて発売されたという異色のゲーム。しかしその後もフリーでの配布は続いている。非常に簡単な商売ゲームであるのだが、単純なゆえに面白い。気付いたらずっとやっていられる。単調な日常を繰り返しながら、自分の世界が広がり価値を生み出していく、何だか人生を感じるゲームである。

プロとアマの差は本当になくなってきている。販路を持ったアマチュアは、自由に自分の作品を公表し発表できるようになった。プロがプロであり続けるためには、成功率を高め、品質に差を生み出さなければならない。プロのもがきの結晶がプレイ時間100時間を越えるようなゲームなら、プロとは何なんだろうと思う。アイデア、そして品質で差を生み出す力がある、それこそが本当のプロではないだろうか。

フリーで手軽に手に入るものが多いのはありがたいが、プロの仕事と魂を感じるものに触れる機会は減った。「好きなこと」より「できること」で仕事に就く人が増えてしまった現代社会には、こうしたプロの魂が欠けている。「艦これ」にたどり着けなかったが、その過程で色々と考えることができて良かったと思う。

レミュオールの錬金術師
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