日本三大フリーゲームというもの

ゲームには有料と無料があり、無料ゲームはフリーゲームと呼ばれる。

一時期、「FREE」という書籍が出てフリーミアムという概念が生まれたが、今回紹介するフリーゲームはフリーミアムでも何でもない、本当にフリーなゲームである。

日本三台フリーゲームは緒論あるのだが、「洞窟物語」「魔王物語物語」「ゆめにっき」とする説を支持する人が多いのかなという気がする。洞窟物語はアクション?、魔王物語物語はRPG、ゆめにっきもRPGだ。

【洞窟物語(窓の杜)】

【魔王物語物語】

【ゆめにっき】

こうしたゲームが作成される背景には、RPGツクールのようなゲーム作成ソフトがプログラマーでない一般ユーザーに提供されているのが大きい。そして、国産のRPG作成ソフトはいろんな種類があって、個人的には「ウディタ」と呼ばれるJRPG作成ソフトが一番汎用性が高いのではないかと思っている。

WOLF RPGエディター公式サイト

さて、実際これらのゲームをプレイしてみると、確かに面白いし、熱狂的なファンがつくのがわかる。それだけ質が高い。やりこみの要素も強い。また、昨今のゲームと比較して難易度がやたらと高い。どちらかといえば、昔のゲーマーたちが喜んでプレイしそうな感じである。

熱狂的なファンたちは、二次創作や攻略サイトを立ち上げ、攻略動画を動画サイトに投稿して様々にその裾野を拡大していく。プロに対していつもアマチュアが挑戦するのはいつも清清しく、どこか快挙を期待してしまう。正月にアメフトのライスボウルがあると、何だかんだで大学生チームを応援してしまうのは私だけではないだろう(時々勝ってしまう年があるのが恐ろしい)。

これらのゲームの最大の特徴は、そのシナリオにある。

抽象的、そして、ややダークなのだ。鬱なのだ。語弊を恐れずに言うならば、現代的なゲームなのである。ドラクエやFFとは全然違う、目的がハッキリしなかったり、重要人物があっさり死んでしまったり、敵なのか味方なのかわからないキャラクターが多かったり。商業用のゲームではそのシナリオに何か制約事項があるのではないかと思うのだが、そうしたタブーを平気で犯すシナリオが作成可能なのが、こうしたフリーゲームの魅力の一つなのでもあろう。

ライトノベルが流行った結果、小説を書いてみようというような人も多いが、素人小説に多いのは目的の無い物語の進行、ご都合主義の展開、そしてグロ注意と言われるような残酷描写・性描写である。表現方法が中心になり、伝えたいことも少ない、そういうものが多い。

そうしたタブーに果敢に挑戦しつつ、プロには及ばないにしろある程度の質を保ったシナリオを持ち、それを各分野のアマチュアたちの協力で丁寧に作り上げたソフトがこの日本三大フリーゲームなのではないかと思う。ゲームを楽しむ、という点では、市販の有名ソフトに優るとも劣らないパフォーマンスを持っている。

こうした才能が日本には多くある。

ただ、こうした才能を認めない風潮も日本にはある。

しかし、見てみたいのだ。アマチュアがプロを倒すその時を。

そうなったら、プロが本気を出して業界のレベルが完全に変わるだろう。

その時が楽しみだ。

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
クリス・アンダーソン
日本放送出版協会
売り上げランキング: 903

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です